日々のこと

主婦。不妊治療とか手術とか日々のこととか。過去の治療の記録と今の出来事。

072 手術記録

さて。手術の事についてまとめて書いておきたいと思います。
術前の説明では右側卵巣嚢腫右卵管水腫での腹腔鏡手術ということでした。

しかし実際は卵巣嚢腫側卵巣水腫でした。

私が手術を受けた病院では術中に付き添いの人が術中画像(腹腔鏡で使うカメラと同じ画像?)を見れるとの事で夫はそれを見ながら別室待機。
何かあったら先生がそこに説明に来るとのことでした。

ここからは夫と先生に聞いた話です。
13時頃に手術室に入ったのですが麻酔などの準備で実際に始まったのは30分後くらいだったそう。そしていざ手術が始まった!と思ったら昔受けた手術のせいで腹腔内の癒着が酷くて全然手術が進まず、しばらくは癒着剥離ばかりだったそうです。
もともと私の執刀医は院長じゃなかったのですが癒着が酷くて途中で院長に変わったそうです。
とにかく癒着を取るのが大変だったと終わった後先生がしきりに言ってました…。
しかも開腹手術になるかもしれなかったそう。夫がそう言われたと言っていました。
卵管については考えていたけれど開腹手術になるとは思っていなかったので動揺したそうです。

その後癒着剥離が終わって卵管を見ると見たことがないくらい(先生談)爛れて?いたそう。私も実際に検体に出されたものの画像を見ましたがひどかったです。これは何も通らないわ…って感じ。
そしてまさかの右だけじゃなく左にも水腫が。
先生は両方取った方がいいと言ったらしいのですが片側でも温存したいという希望があると夫が伝えると左の方がマシだから残すなら左で…右はもうダメですと言われて右だけ切除することに。

膿腫に関してはプチっと穴を開けたら中の水?が出てきてそれでおしまい。
あと子宮筋腫は小さすぎたのでそのまま、左のチョコレート嚢腫もそのままとの事。
あと夫が聞いた手術後の説明では癒着が酷かったので2,3ヶ月後にもう1度手術をしてお腹の中を見たほうがいいとの事でした。

手術室にいたのはだいたい13時から16時くらいまでだったそうです。
目覚めたのは18時半頃。
でもパッチリ目が覚めたわけじゃなくて目を開けなきゃだけど開かない…みたいな感じ。そしてとにかく寒いし痛い。
歯がガチガチ鳴るほどの寒さで目が覚めるなりずっと寒い寒い寒いと言っていました。

看護師さんが電気毛布を用意してくれて震えは止まりましたが本当にこのまま死んでしまう!て思うくらい寒かったのです。
痛さもあるけど寒くて大変でした…。

朦朧としつつも寒さが緩和されると眠気が。
夫の頑張ったね、今日はもう帰るねという声を聞きながら寝ました。
他にも何か喋ってた気がするけれど覚えてません笑

後から聞くと出血量が多く貧血気味になっていて意識が朦朧としてたらしいです。
出血量がどのくらいかは聞いていませんが取っておいた自己血を使ったというのは聞きました。

しばらく眠って20時頃からは起きては寝ての繰り返しをしていました。
看護師さんが枕元にスマホを置いてくれたのですが見る気力がない…
とにかくだるかったです。
そしてずっと仰向けだからか腰や尾てい骨が痛い!傷よりも痛かったです。
横向きになって良いと言われたので右を向いて寝ていたのですが右腹部にドレーン(血?を排出させる袋みたいなの)が付いていたらしく、それが破裂しないよう右はやめようかと途中で言われました。早く!言って欲しい!ずっと右で寝てた!笑
それからは左向きで寝ていたのですが左だと点滴が邪魔してうまく寝れなくて辛かったです。

飲水は22時過ぎに解禁。
喉は渇いていましたがだるくて水を飲みのも大変でした。

酸素マスクはその頃に外れた気がします。あまり覚えてない…
心電図はこの日はずっとつけっぱなしでした。朝には取れた記憶があります。
夜に両足に血栓防止のポンプをつけてもらいました。これも翌朝には取った記憶。

…と、ゴチャゴチャしてしまいましたが手術当日はこんな感じでした。
手術自体が寝ている間に終わっていたこともあり起きてからの寒気と腰の痛みくらいしか覚えてないです笑
予想外に大変だった(らしい)手術のおかげで夜中に巡回に来る看護師さんが「大変だったね!頑張ったね!」ってめっちゃ言ってくれてたのを覚えてます笑
でもこの時点ではあまり手術の話を聞いていなかったのでどうも〜くらいしか思ってませんでした💦

そんなこんなで手術日記録でした〜